マニア受けする曲

                                      所感(by倫)
炎                   箏2か4、17絃、尺八あってもなくても可
イントロの強烈な印象に圧倒されます。不慣れな5拍子ですが慣れてくると心地よくなってしまいます。突然4拍子に戻り、目が覚めた感じがします。



三つのスケッチ            箏、三絃
三章に分かれています。「闘牛士」はよくぞここまで、と感心したものです。




円転                  三絃2
初版に間違いが多く敬遠されたものの、正統に近い?三絃曲でしょう。拍子のノリがよいです。



華幻想                 箏独奏
メロディが流れ出てくるような「萌ゆる花」、エキゾチックという言葉がよく似合う「真紅のバラ」、どこかノー天気な「風に舞う」どれも面白いです。



弦鳴                  箏2、17絃
17絃の柱はずしの爆音に一瞬びっくりします。津軽三味線に憧憬もってかかれたという感じで、音階が美化されています。



インプレッション〜秋〜        箏、尺八
尺八あってんの?と尋ねたくなるような音階。ポヘポヘしてこれのどこが秋?と思うの私だけでしょうか?



幻想的二章              箏2、尺八
それぞれがパート練習してるのかと思ったら合奏でした。けっこう難しい合奏なのに聴くと何でもなさそう。この苦労は一体・・・。まさにマニアうけ。



弦舞                  箏、17絃、三絃
まさに絃が舞う感じ。やや滑稽なメロディがシンクロしたり、輪唱したり。後半も捲くし立てているような中で、ちょっとおちゃらけたりします。



トワイライト・シーン          箏2、尺八
5拍子がやっと弾けるようになっても、この曲のスピードはつらいです。尺八の突き刺すような高音が時々刺激的です。



千鳥転生               箏、17絃、尺八
千鳥が姿をかえ、現代によみがえったイメージでしょうが、別にそうまでして・・・。なんか合わせ爪違ってない?押え合ってる?と不安がいっぱいの曲。



譚歌                  尺八2、17絃
17絃が肩身がせまそうですが、充分活躍しています。イケメン尺八2本で弾くのが理想といえましょう。これに尺八1人で立ち向かった果敢なかたもいるらしい・・・。


シンシア                箏、17絃
甘い前半部とうって変わって、後半の5拍子、バージョンアップして7拍子が容赦無く刻み込んできます。さっきはごめんねって感じで最後にもう一回甘い語りかけがあって終わります。


HITO−TOSE             箏、17絃、三絃、尺八
前半は落ち葉が舞散るムードです。メロディもきれい。後半は三絃が、撥をピックに持ち替え(爪でも良いんですが、ピックの方が雰囲気ある)攻撃的です。



千鳥変化               箏独奏
「千鳥転生」が出来る前の姿で、独奏曲だったものを、やっぱこれはこれで作品にとの要望で出版しました。「スケベ心」がなく、純粋さを感じます。



尺八三重奏曲 『』        尺八三重奏 (一尺八寸管3)
尺八三管モノだけど、全部一尺八寸管なのは、もったいない気がするなぁ。いいのかなぁ。
しかし、後半のメロディが絡んでくるところ聴くと、同じ管の方がいいのもうなずける。

氷の炎                 箏2  十七絃  尺八
氷塊に陽光がさして、氷が一気に水蒸気になるところが、かっこいいのですが、ドラクエの「マヒャド」とか、唱えると、また別の「氷の炎」ができる気がして、マニア受けにもコメントしてみました。マヒャドっぽくない??。